精神的に充実した生活を送るために必要なことって何だろう?

「食料も、着る服も、住む家もちゃんとあるのに心が満たされない・・・。」

「充実した生活を送りたいと思う」

私たちが住んでいる国は実に豊かです。

生きていくために必要なものは嫌というほどありふれているのに、

街中を歩いていても幸せそうな人はほとんど見かけません。

多くの人が暗い顔をして、うつむいているのが現状です。

それはどうしてでしょうか?

私が思うに「物理的には」満たされていても、

「精神的には」満たされていないからではないかと思います。

どれほどの人が充実した日々を送っているのか

参照元:https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/08/dl/02_0001.pdf

これは厚生労働省が公表している、

「働く人の意識と就業行動」についての白書の一部です。

この統計では、生活に満足感を得ている人が、

どれほどの割合で存在しているかを表しています。

生活全体で見ると、日本全体の約60%の人が「生活に満足している」と答えています。

これは逆に40%の人が満足できていないということになります。

また、余暇生活に満足している人は55%、

収入に満足している人は40%とかなり低めです。

この他にも、生活の大部分を占める「仕事」の満足度について言っておきましょう。

仕事に満足感や充実感が無いと、生活そのものも味気ないものになってしまうからです。

「求人サービス」で有名な「Indeed」によれば、

世界のトップ35ヶ国中、日本は一番満足度が低いことが分かっています。(2016年)

参照元:http://blog.indeed.com/hiring-lab/indeed-job-happiness-index-2016/

日本は確かに豊かな国です。

お腹が減りすぎて餓死するなんてことはまずありません。(本人の意思を除く)

国の法律で「健康で文化的な生活」を保障されているのですから。

しかし、衣食住がきっちり揃っていて生活には困らない状況にあっても、

精神的なところが満たされていないと、「充実した生活」とは全く言えません。

現に、40%のもの人が生活に満足できていません。

日本人の人口が1億人だとすると、4000万人の人が満たされていないのです。

これってとても大きい数字だとは思いませんか?

それでは、このような現状から抜け出すためにはどうするのが良いのでしょうか?

此処から先は私なりの答えを提示することにします。

充実した生活をするために必要なこととは?

人間関係の充実

「充実した生活を送るためには絶対に欠かせない」と言い切れるぐらい、

「人間関係」は大切なものだと思います。

親しい友人と一緒に話したり、家族と料理を食べたりと、

その時のエピソードを思い出してみれば、幸せで心が満たされた感覚が蘇ります。

もともと、人間は一生を孤独で過ごすようには出来ていません。

私たちは周りとのつながりを持ち、助け合うように生きてきたのです。

人間の機能的にも、思いやりや助け合いの精神でもって他人と接することで、

幸せホルモン「オキシトシン」が分泌されると言われています。

このように、健全な人間関係の構築は自分を幸福感で満たし、

充実した日々を送るための重要なカギとなっています。

人間関係にも色々ある

しかし、「思いやり」や「助け合い」という言葉。

こんなことは、大人になる前に散々言われてきたことです。

これを読んでいるあなたは、もしかするとうんざりしているのかも知れません。

確かに、思いやりや助け合いの精神が働いている人間関係は、

現実にはあまり無いと言っても良いでしょう。

まるで誰かの夢物語でも語られているかのようです。

そして、そのような関係を築くことは難しいです。

自分が思いやりを持っていても、相手が持っていないと、

自分が搾取されて結局捨てられるだけです。

なので、無理に人間関係を増やす必要はありませんし、

「増やす」ことが人間関係の充実ではありません。

簡単に言ってしまうと、

損得の意識が薄い関係、または、

損得が合ってもそのバランスがしっかりとれている関係を、

大切にすることを意識すると良いでしょう。

<参考記事>

「今日もあんなことを言ってしまった」 「最近、対人トラブルが多いなぁ」 「人間関係が面倒くさい。」 ...

自分がやれることとは何か

人間関係は充実した日々をおくるための土台である、と私は思っています。

これがないと楽しい生活は送れません。

しかし、かと言って人間関係だけがあってもダメです。

その関係の中で「自分が何ができるか」をしっかり考えるべきなのです。

あなたが自分がやってて楽しいこと、得意な分野は何でしょうか?

格好つけないで考えてみましょう。

あなたが嘘偽り無く、自分にとって本当にやりたいことが見つかれば、

それを使って社会貢献ができます。

この「社会貢献」がやりがいとなって充実した生活に直結します。

・・・。

というと、

「自分だって社会貢献しているのに、ちっとも充実していない。」

そうお思いの方もいるのではないでしょうか。

それは、自分自身で持つべき理想や目標が無い、

あるいは誰かに植え付けられた理想や目標を追っているからです。

人は、自分の持つ目標や理想に「自分自身や世界」が近づいたと感じる時に、

初めて充実感を手に入れることができます。

逆に、自分の目標にそぐわないことや理想の実現に関係のないことには、

全く興味はありませんし、やりがいもちっとも感じません。

なので、社会貢献をするときは、

自分の「「本当に」」やりたいことや得意なことに根ざした目標や理想を掲げてから、

やるべきなのです。

例えば、

ギターが好きで得意なのであれば、

ギターで周囲の人を感動させようとすることを目標にすると良いでしょう。

パンを作るのが好きなのであれば、

他の人にもパン作りの楽しさを分かってもらったり、

実際に作ったパンで人を喜ばせようとするのも良いでしょう。

こうなれば自分も楽しいし、社会貢献もできます。

そして、人生がどんどん充実していくのです。

余裕さと多様さが大切

やることがありすぎる、というのは充実した生活とは言えないでしょう。

また、いつも同じことをやっていると人は必ず退屈になります。

何事にも「やりすぎ」「ありすぎ」は体に毒です。

毎日、大量の仕事を片付けていると、

ストレスや過労で体を壊したり、精神的に参ったりもします。

いつでも誰かと一緒に過ごしていると、

相手がどんなに素敵な人でも1ヶ月ぐらいでうんざりしてきます。

バナナが健康に良いからって、

バナナばかりを食べていれば気分も悪くなります。

↑の3つと同じようなことが起こらないようにするためにも、

「余裕」と「多様」、この2つを意識するようにしましょう。

仕事ばかりやるのではなく、たまには外に出て運動してみる。

親友やグループ、組織にべったりするのではなく、たまには、見知らぬ人と交流する。

バナナだけではなく、色々なものを食べるようにする。

いつも自分がいるところから離れてみると、

新しい発見や、自分の立ち位置を客観視することができます。

それらはきっと、あなたの人生を充実させてくれるに違いありません。

ネットを駆使する

スマホやPCの普及によってインターネットはとても活性化しました。

誰でもいつでもネットにつなぐことが出来て、多くの人が利用しています。

Youtubeなどで面白い動画を見たり、

TwitterやFacebookで友達の近況を覗いたりと、楽しいことばかりです。

それだけでなく、ネットを介して色々な社会貢献もできます。

インターネットは、時間や空間といった障害を取り除いてくれます。

時に、そのことがトラブルを生み出してしまうこともありますが、

生活をより充実させるために、これを利用しない手はありません。