前頭葉を鍛えると「目標達成」が難しく無くなる

こんにちは。

やらないといけないのに面倒臭すぎてできない。
目標のためにやろうと思ってもなかなか続かない・・・

大半の人が経験したことがあると思います。

このことを深刻に考える人もいるかもしれません。

なかなか自分の目標や願望が達成できずに嘆いている方もいらっしゃるでしょう。

shay
私も、人生の分岐点に立たされながらも、

面倒臭がってやらなかったせいで、

大変な目にあったことがあります。

実は、前頭葉が弱っているとそのような症状に悩まされることがあるのです。

というわけで、今回は前頭葉について紹介しましょう。

最後まで読んでいけば、あなたの目標が達成される日がグンと近づくのではないでしょうか。

前頭葉とは

前頭葉とは、額の奥にある「脳の一部」です。

この薄い青色の部分が前頭葉です。

図にすると、結構大きいですね・・・。

それでは、前頭葉はどんな働きをするのでしょうか?

実は、前頭葉はあらゆる脳の役割の中でも、とても重要な働きをしているのです。

優位半球(通常は左)の前頭葉前半部は、思考、自発性(やる気)、感情、性格、理性などの中心です。

病気や怪我で優位半球の前頭葉が障害されると、これらの機能が低下します。具体的には、几帳面な人がだらしなくなったり、幼稚になったり、極端な例ですと目はあけているけど一日中ぼーっとしてなにもしない状態になります。

こどもから大人への成長の過程で前頭葉が発達してきます。成長につれて幼稚さがなくなり、思慮深くなってゆくのは前頭葉が発達してくるからです。

一説によれば前頭葉の発達は成人になってからも続くといわれています。体の成長は10才代の前半で終わりますが、脳波検査でこどもの脳波から大人の脳波になるのは10才代の後半になってからです。

引用元:http://www.inamura-clinic.com/knowledge/knowledge_anatomy.html

前頭葉は意欲と創造、行動を司る重要な部位で、

人間の思考や理性をコントロールしたり、

何をすれば良いのか、どうすれば良いのかなどの意思決定を行っています。

また、前頭葉は「言葉を話す」「身体を動かす」といったものも制御します。

前頭葉は人間にとって一番重要な場所なのかもしれません。

前頭葉が弱ってしまうと・・・

前頭葉が弱ってしまうとどうなってしまうのでしょうか。

何でも面倒くさいと思ってしまう

仕事や勉強など、やらなくてはいけないのに面倒くさい、と思ったことはありませんか?

前頭葉が弱ると、思考や理性をうまく制御できなくなってしまうために、

感情的に行動してしまうことが多くなります。

その結果、人任せにしたいと思ってしまったり、結局やらなかったりするのです。

目標を達成しようとするときには、面倒だと思う行動もしていかなくてはなりません。

しかし前頭葉が弱ってしまうことで、そんな面倒事をしなくなっていけば

目標から遠く離れていってしまうかもしれません。

行動に対する結果をうまく予測できなくなってしまう

前頭葉は、大脳から送られてきた情報をもとにして、

いい結果をもたらすための行動を決定していきます。

しかし、前頭葉が弱ってしまうと、

大脳から送られてきた情報を上手くまとめられず、

「どんな行動がいい結果に繋がるか」があまり分からなくなってしまうどころか、

「自分が今している行動がどのような結果になるのか」さえ分からなくなってしまいます。

行動に対する結果が予測できなければ、

目的を達成するための計画が簡単に崩れていきます。

よって、目標をなかなか達成することができなくなるのです。

具体例をだしてみましょう。

大学受験一週間前。

追い込みの時期だと言うのに、Aさんはスマホのゲームを楽しんでいる。

当の本人は「何分かだけやるんだから別に構わないでしょ。」

そういって結局は何時間もゲームをやって、勉強はあまりできなかった。

ここでは、「ゲームをやること」が「大学受験合格」という目標から

どれだけ遠ざかってしまうのかをしっかり把握できていないといえます。

ゲームをすれば、

  • その分勉強ができなくなってしまう
  • 楽しくて数分では収まらない
  • 勉強で培ってきた知識が失われる

こういうことが起こるかもしれません。

しかし、Aさんは「ゲームをすること」がどのような結果につながってしまうかを

上手く考えることができませんでした。

そして、実際にAさんはゲームに何時間も費やしてしまったのです。

このようなことが起こったのは、前頭葉が弱くなってしまったからだと説明できます。

前頭葉が「無い」とどうなるか

前頭葉が無い、というのはあまり想像できませんが、

精神病の治療と称して、前頭葉を削ぎ落とす手術をしていた時代もありました。

とはいっても60年ぐらい前のことですが。

「前頭葉が無い」という究極的な状態では、人間はどうなってしまうのでしょうか。

ロボトミー手術という言葉を耳にしたことがありますか? 1950年代からの十数年間に世界中で盛んに行われた、前頭葉の削除手術のことです。

向精神薬がなかった時代、精神病の治療法として十数年間になんと5万人もの患者がこのロボトミー手術を受けました。そもそもこの手術は、「チンパンジーの前頭葉を取り去ったらおとなしくなった」という動物実験から考えられたもので、当初は「精神病患者の症状が改善された」とされました。

ところが、ロボトミー手術は重大な問題を引き起こしました。手術を受けた人たちが、感情や行動の面でさまざまなトラブルを引き起こしたのです。それは次のような、人間らしく生きていく上での致命的なダメージでした。

・外界に対して無関心、無頓着になった
・注意力がなくなり、反応性が乏しくなった。
・状況を理解したり、推理したりすることが困難になった
・時と場所をわきまえない浅はかな言動が多くなった
・我慢ができなくなり、己の感情のままに行動するようになった

ロボトミー手術を受けた患者のこうしたダメージから、前頭葉の果たす役割がわかってきたのです。

引用元:http://goodbrains.net/brain/shikumi3.html

「前頭葉が無い」ということは、

いままで前頭葉の働きによってできていたことができなくなるということです。

引用文のなかの5つの項目のなかでも、

「状況を理解したり推理する能力の喪失」

「我慢できなくなり、自分の感情に従った行動をする」

この二つがまさに「目標達成」の敵であるといえるでしょう。

  • 「状況を理解したり推理する能力の喪失」

この能力がなければ、

自分が今どれだけ目標に近づいているのかが分からなくなってしまいます。

そうなると、自分が今何をやれば良いのか分からなくなり、

目標を達成することが困難になります。

  • 「我慢できなくなり、自分の感情に従った行動をする」

これは前にも述べたとおりで、面倒だと思ってしまう行動を避け、

自分のやりたいことばかりをやっていると、目標から遠ざかっていくのは間違いありません。

それどころか、普通の生活で行われる習慣(例えば、お風呂や歯磨き)さえも

面倒だからといってやらなくなってしまいます。

自分の生活すら、まともにできなくなってしまうのです。

前頭葉の鍛え方

前頭葉がどれだけ「目標達成」に一役買っているかがよく分かったかと思います。

shay
私は、前頭葉のこのような働きを知った時、思わず、

「私の前頭葉って機能していないんじゃ・・・」

そう感じてしまいました。

(大げさには言っていませんよ)

私はテレビがついていると思わず見てしまったり、

面倒くさいことは極力やらなかったりしていましたから、

前頭葉が全然働いていないのかな、と焦りました。

でも大丈夫です。

前頭葉はどんな人でも、ロボトミー手術を受けていない限りでは、

どんな人でも鍛えることができます。

しかも、あまり難しくなく手軽にできてしまうものばかりです。

それでは早速、紹介していきましょう。

家事をする

前頭葉は、細かな作業や順序だてて行動するとよく活性化すると言われています。

家事は細かな作業を要求してくる場面が多く、順序だてて行わないと上手くいきません。

なので、前頭葉を鍛えるためには家事が最適であるといえます。

しかも、家事は家に住んでいる限りでは、必ずやらなければいけないことです。

家のことをこなしながら前頭葉を鍛えることができるので、

とても効率がよくオススメです。

例えば料理をするときは、

  • どの野菜をどのようにして切るか?
  • 火加減はどう調節するか?

など、細かな作業が要求されます。

切り方を間違えてしまうと、なかなか火が通らなくなったり食べにくくなりますし、

火加減を誤ると食材が焦げてしまうからです。

  • 鍋にいれる食材の順番は?
  • 複数の料理をどう平行して作っていくか?

料理をするときは、順序だててやっていかないと上手くいかないこともあります。

食材が崩れてしまったり、料理に手が回らなくなって、

失敗作を作ってしまうかもしれないからですね。

洗濯や、掃除だって同じように、

このように順序だてて行動したり、細かな作業をしたりします。

「細かな作業」や「順序だてて行動する」ことで、前頭葉は活性化します。

家事は、その両方を行うことができるので効率良く活性化させることができるのです。

ToDoリストを作る

ToDoリストとは、自分がこれからやらなければいけないことを箇条書きにしたものです。

ToDoリストを作れば、

  • いつやるか?
  • どれから先にやっていくか?
  • どの場所でするのがいいのか?

など、

自分のこれからの行動を順序立てて決め、実際に行動に移していくことができるので、

「順序だてて行動できる」という点で前頭葉を活性化することができます。

ToDoリストをすでに活用している人は、

一日にやることを意図的に増やしてみて、

「それらを全部をこなすためにはどのようにしたらいいのか?」

を考えてみるのも面白いかもしれません。

例えば、

「朝から晩まで仕事で忙しく、家に帰るとすぐに寝てしまう」状況の人が、

新しい資格を取ろうとするとき、

「どのようにして資格の勉強をするか」を考えます。

  • どこで勉強するのがいいか(家、職場、電車の中など)
  • どの順序でやっていくか(仕事が始まる前にやる、仕事が終わってからやる、など)
  • いつ勉強するのがいいか(仕事の休憩の合間、朝起きてすぐ、夜寝る前など)

このように自分のこれからの行動を決めて、それを実行に移していく。

このサイクルを繰り返していくことで、前頭葉をどんどん鍛えることが可能です。

誰かに与えられず、自分で手に入れる

だいぶ抽象的な題名になってしまいました。

しかし、これは前頭葉だけでなく、脳全体を鍛えることにも繋がります。

例えば、テレビやインターネット上の動画を見ると、

私たちが意識していなくても、たくさんの情報が勝手に脳に入ってきます。

このように、受動的に情報を受け取ってしまうことは、

「自分の頭で考える必要のない状況」を作り出してしまうので、

前頭葉に限らず、脳がどんどんと衰えていきます。

また、「ただ誰かに言われたことをする」のは、

「自分の行動をその誰かに与えられている」といってもいいでしょう。

そうなると、「自分がどんな行動をしていけばいいか」を考えなくても済むようになるので、

行動の指針を決める前頭葉が特に衰えていきます。

前頭葉を鍛えるためには、「自分で自分の行動を決めていくこと」が大事になってきます。

それは、今までの「細かな作業」や「順序立てられた行動」によって鍛えられるのではなく、

前頭葉が司る「意欲」や「行動」、「思考」を直接使うことで鍛えられていきます。

それでは、「自分で自分の行動を決めていく」ように

なるにはどうすればいいかというと、自分にこう質問してみることです。

「自分は一体何がしたいのだろう?」

「自分はこれからどう行動していけば良いのかな」

このように、自分のことについて積極的に考えていくことで、

自分のための行動が分かっていきます。

それが分かれば、「自分で手に入れる」主体的な行動を取れるようになるはずです。

「自分は何をしたいのかが分からない。」

「自分がこれからどう行動していけば良いのかが分からない。」

そんな方には「目標をつくる」ことをオススメします。

あなたの本当の目的に沿った目標を立てることで、

自分がその目標のためにできること、やりたいことが見えてきます。

つまり、「自分がその目標のために何をすれば良いのか」「どう行動していけば良いのか」が分かるのです。

詳しくは、↓の記事で。

こんにちは。 「目標を立てては諦め、立てては諦め・・・」 あなたは、この無意味なサイクルをずっと繰り返してはいませんか? ...

前頭葉は「休める」ことも大切です

前頭葉を鍛えようと思ったとき、

私たちはつい「前頭葉を働かせること」に重点を置いて、

「休ませること」をないがしろにしがちです。

前頭葉を含め私たちの脳は、働かせてばかりではいけません。

働かせた分はしっかりと休ませてあげないといけないのです。

脳を休ませる方法は主に2つあります。

しっかりと睡眠をとる

1つ目は「睡眠」です。

脳の活動量に見合った質の良い睡眠を取らないと、↓のような負の連鎖を体験することになります。

労働時間が長ければ、当然、脳の過活動が続きます。脳の過活動によって睡眠障害が起こります。睡眠の質も悪くなれば、疲労が回復せずに脳の働きはペースダウンします。こうなると仕事の能率は悪くなり、業務に時間がかかるようになります。積極的に参加していた会議もうっとうしくなってきますし、会議が長時間になれば以前にも増して疲労を感じやすくなります。・・・

「脳疲労」の状態が続けば、さらに疲労が蓄積して頭が働かなくなる「脳不調」になります。うつ病寸前の段階である「前うつ病状態」です。

引用元:http://news.kodansha.co.jp/20160126_b01

脳疲労の状態が続けば、最終的には「脳が働かなくなって前うつ病状態になる」のです。

前頭葉を鍛えようと思っていたのに、これでは本末転倒です。

こうならないためにはやはり「質の良い睡眠」が必要です。

このサイトでは「いかにして最高の睡眠を手に入れるか」を↓のページで紹介しています。

前頭葉を鍛えようと思っているのなら、必読です。

「寝れない。」 ちゃんと休みたいのに、明日に備えたいのに なかなか寝付くことができないのは辛いことです。 でも大丈夫です。...

「睡眠時間を確保するのが難しい。」

そんなあなたには「昼寝」をオススメします。

実は、昼寝をすることによって短時間でも絶大な効果が得られるのです。

詳しくは↓でお待ちしています。

こんにちは。 この記事は「昼寝の効果が意外とバカにできない」 ということを紹介するものです。 あなたは「昼寝」のこ...

瞑想する

「脳を休ませる」もう1つの方法は「瞑想」です。

瞑想と言えば、何か宗教的な、スピリチュアル的な匂いがプンプンしてくると思いますが、

瞑想の効果は科学的にも認められており、イチローなどの有名人や、Googleなどの多くの一流企業もこの瞑想を取り入れているのです。

瞑想をすれば、頭の中でこんがらがった色々な情報を整理することができます。

これは睡眠をとっている時でも行われているのですが、

瞑想では、これを自分の意志でやることができます。

情報の整理された脳は、しっかりと休息がとれている証であり、活動する準備ができている状態であると言えます。

前頭葉を鍛えるには最適な状態なのです。

瞑想については、↓のページで詳しく紹介していますので、

「効率よく前頭葉を鍛えたい!」とお思いの方は是非、覗いてみてください。

こんにちは。 この記事は「瞑想とは何か?」を説明したあとに、 瞑想に関する記事(やり方など)をまとめたもの ...

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回の話は少し難しいかな、と自分でも思ってしまいました。

より分かりやすい文章を目指して頑張っていきます。

前頭葉とは、

  • 意欲と創造、行動を司る重要な部位
  • 人間の思考や理性、意思決定をコントロールしている

そんな前頭葉がもし弱ってしまうと、

  • 何でも面倒くさいと思ってしまう
  • 行動に対する結果がなかなか予測できなくなってしまう

前頭葉が無いと、

  • 状況を理解したり推理する能力を失う
  • 我慢できなくなり、自分の感情に従った行動をする

などなど・・・

目標を達成するのが困難になっていきます。

なので、前頭葉を鍛えて「目標達成」を目指しましょう。

前頭葉の鍛え方は、

  • 家事をする
  • ToDoリストを作る
  • 誰かに与えられず、自分で手に入れる

でした。

脳は休ませないと、逆に働かなくなってしまいます!

脳を休ませる方法は、

  • しっかりと睡眠をとる
  • 瞑想する

でした。

あなたも前頭葉が弱っているな、と感じるならば一度鍛えてみてはいかがでしょうか。